資格取得シリーズを書いていきますよ!
今回は、『基本情報技術者試験』の概要について。
ITに関わる人なら聞いたことがあると思います。
会社によっては、新人研修の一環として最初に受験を求められる場合もあります。
この記事では、試験の概要から学習のコツまで書いていきます。
基本情報技術者試験は、選択問題で60点取れば合格できる試験です。
効率的な学習で合格できるように、最後まで読んでくださいね!
入社前からの勉強が大変だったな・・・
ここで合格しておけば幸先の良いスタートが切れる!
基本情報技術者試験とは
言わずと知れた国家資格
経済産業省所管の独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する国家資格です。
「ITエンジニアの登竜門」として、キャリアスタートする際の入り口に最適な資格。
基本情報技術者試験-IPAのページ世の中のIT動向に合わせて、出題内容も更新されています。
国としてもITエンジニアの成長を下支えしようとしてくれているのですね。
受験するメリット
「会社から指示されたから受験・・・」というのももったいないので、
しっかりメリットを確認しましょう。
注目したいのは、高い合格率。
勉強は確かに大変かもしれないですが、しっかりやれば合格できるんです!
また、仕事においても、先輩・同僚が何を言っているのかわからないということも回避できると思います。最低限の知識はどうしても必要です。
「先輩、ちょっとなに言ってるかわかんないっす・・・」となるのは避けたいですね。
試験の詳細
試験開催日
年2回と決められています。
・春:4月第3日曜日
・秋:10月第3日曜日
2020年4月はコロナウィルスの影響で試験は中止に。
2020年10月の開催状況はIPAのHPをチェック。
試験時間・出題形式・出題数/解答数・合格基準
基本情報技術者試験は、午前区分と午後区分の2区分を受験する必要があります。
午前 | 午後 | |
---|---|---|
試験時間 | 9:30〜12:00(150分) | 13:00〜15:30(150分) |
出題形式 | 選択問題(四肢択一) | 選択問題(多肢択一) |
出題数/解答数 | 80問/80問 | 11問/5問 |
合格点 | 60点 | 60点 |
出題範囲
以下の表の通りです。
用語は学習を進める中でわかっていけばOKです。
大カテゴリ | 中カテゴリ | 説明 |
---|---|---|
テクノロジ | 基礎理論 | 数学、アルゴリズム |
コンピュータシステム | コンピュータ構成要素、システム構成要素、 ソフトウェア、ハードウェア | |
技術要素 | データベース、ネットワーク、 マルチメディア、ヒューマンインターフェース | |
開発技術 | システム開発技術、ソフトウェア開発管理技術 | |
マネジメント | プロジェクトマネジメント | プロジェクトマネジメント |
サービスマネジメント | サービスマネジメント、システム監査 | |
ストラテジ | システム戦略 | システム戦略 、システム企画 |
経営戦略 | 経営戦略マネジメント 、技術戦略マネジメント、 ビジネスインダストリ | |
企業と法務 | 企業活動、法務 |
システムチックなことだけでなく、経営や法律の内容も含まれていることに気づきましたか?ITエンジニアにはどれも必要不可欠な知識です。
学習する際は、自分の取っ付きやすい分野からスタートするのもありです!
受験申込方法
申し込みは、IPAのHPから可能です。試験の約3ヶ月前から開始されます。
試験日直前になると、IPAから郵送で受験票が送付されてきます。
受験会場、集合時間、持ち物をチェックしましょう。
試験会場は大学などが利用されるよ。
行きやすい会場に当たるよう、早めに申し込もう!
受験料は5,700円です(税込。2020年6月現在)。申込時は最新情報をチェック!
合格発表
基本情報技術者試験の合格発表は、試験から約1ヶ月後にIPAのHPで行われます。
受験番号と受験票記載のパスワードで、成績照会が可能です。
受験票はしっかり保管しておこう。
紛失した場合はIPAへ問い合わせが必要だよ。
まとめ:基本情報技術者試験を取得しよう
以上、概要編でした。資格取得に向けて、「敵を知る」ことはできましたか?
繰り返しですが、基本情報技術者試験は、選択問題で60点取れば合格です。
ITエンジニアキャリアの最初の一歩としてぜひオススメします!
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