社会人よ、資格を取ろう！！〜日商簿記3級の概要〜

みなさんこんにちは。
今回は私が2020年に取得した日商簿記3級の資格について取り上げます。
仕事の業界、業種に関係なく、社会人に必須の知識と言われる資格です。

簿記の知識を持っておくべき理由

簿記とは、企業の日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績や財務状態を明らかにする技能のことを言います。簿記を理解することで、企業の財務諸表を読む力がつくだけでなく、基礎的な経営管理や分析力を身につけることができると言われています。

社会人の必須知識

サラリーマンで、経理関係の仕事もしていないし関係ないよ・・・という方も持っていて損のない知識です。コスト感覚を持って仕事をできたり、取引先企業の財務状態を読み解くことができたりとメリットが多いと思います。

また、サラリーマンであっても副業で確定申告をする必要がある場合も簿記の知識を持っていた方が得します。

確定申告は、1年間のうちに事業所得などで得た収入額を税務署に申告することで、税金が節約できる制度です。申告方法に白色申告と青色申告の2種類があり、より節税されるのが青色申告です（最高65万円！）。

青色申告で必要になるのが、複式簿記、つまり簿記3級の知識です。
これを例えば、税理士の先生にお願いすると、作成代行料金が掛かってしまいます。
自分に知識があれば、お金を掛けることなく、節税の効果を受けることができるのです！

日商簿記3級について知ろう

簿記3級は、簿記の基礎を学ぶことができる資格です。
上位の資格に2級、１級があります。3級を持っていなくても、上位資格を受験できます。
受験に当たって、学歴、年齢、性別、国籍による制限はありません。

試験の基本情報

簿記の検定試験は、商工会議所が運営しています。
試験に関する情報は公式ページにまとまっていますが、申し込みは近隣の商工会議所に対して行います。

試験日程

毎年2月、6月、11月に開催されます。日にちや申込日程は、公式ページを確認しましょう。

受験料

2020年は、2,850円（税込）です。こちらも、公式ページを確認しましょう。

試験会場

商工会議所が指定する会場（大学など）で試験が開催されます。
申し込みが遅くなると近場の会場で受験できなくなる可能性があるので、余裕を持って申し込みましょう。

知識0でも大丈夫？

私も知識0から始めました

お金に関する勉強をしたいな・・・と思い始めたことが受験のきっかけなのですが、元から知識があったわけではありません。

また、受験を検討して試験日を調べたのが2020年の正月休み中のことで、直近の試験日は2月であったので、約1ヶ月半の学習期間しか取れない状況でした。

こうした中で、短期間で効率的に知識を身につけ、試験のポイントを抑えるためには、予備校の講座を使うことが良いのではと考え、通信講座を提供しているクレアールの簿記講座を利用しました。

どのように学習して、知識を得て、簿記3級を取得できたかについて、詳細を別の記事で書こうと思います。

合格率は高い

過去実施された試験の合格率は以下の通りです（出典：3級受験者データ）。

実施回	合格率
第154回(2020/02/23)	49.1%
第153回(2019/11/17)	43.1%
第152回(2020/06/09)	56.1%
第151回(2019/02/24)	55.1%
第150回(2018/11/18)	43.8%

合格率は50%を前後に推移していることがわかります。
私が受験を決めた時に「難易度は高くない」というような記事を読みましたが、実際に学習してみるとそのように感じる場合と時間が足りなく合格できるのか・・・と不安になってしまうことがありました。だからこそ、的確な学習方法が重要になると思います。

まとめ

簿記の知識は仕事をする上で必ず活用できるものだと思います。
ネット試験の実施もアナウンスされたことで、いつでも自分のタイミングで学習をスタートし、受験できるようになりました。少しでも興味を持った時こそ、取り組むチャンスです！

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